山形酒104号をご存知ですか?
昨年、山形県では酒造好適米の新品種が誕生しました。
「山形酒104号」です。
県産初の大吟醸酒用の好適米で、最高峰とされる県外産「山田錦」への依存状態から脱却し、純山形産の大吟醸酒を誕生させるために開発されました。
山形県の好適米「出羽の里」と宮城県の「蔵の華」を掛け合わせたエリート品種です。
その「山形酒104号」は昨年、「雪女神(ゆきめがみ)」と命名されました。
15年度にすでに実証栽培され、今年16年度から一般作付けが始まります。
来年17年2月頃から各酒蔵より純山形県産大吟醸酒として登場する予定です。
この雪女神、調べてみると数カ所の酒蔵ではすでに醸造され販売されているとのこと。
もしやと思い、地元大蔵村の小屋酒造さんに聞いてみたところ….
ありました!
大吟醸 最上川 1800ml
5600円(税込)
特に宣伝もなくしれっと発売していました。さすがです。
「雪女神」は商標登録の関係上、まだ正式に表記はできないそうです。
なのでH27BYは各酒蔵「山形酒104号」で表記されているようですね。
代表銘柄「絹」を始め、吟醸酒に定評のある小屋酒造さん。
山形酒104号でどんな酒を醸したのでしょうか。楽しみです。(まだ飲んでいません)
*「大吟醸 最上川」は1升瓶のみ、山形酒104号です。
四合瓶は出羽燦々を使用した純米大吟醸になります。