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カネヤマ商店

冬の肘折温泉

全国的に今季最強の寒波襲来!
皆様、大丈夫でしょうか?

肘折も1月23日現在、220cmの積雪となっております。
多い年では4m以上も積もる雪。
そんな場所でどうやって暮らしているのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

それではここで、昔の肘折の冬を見てみましょう。

スクリーンショット 2016-01-23 15.50.01
上の湯前(積雪なし)
シーケンス 02.Still003
上の湯前(初雪の頃)
シーケンス 02.Still001
今の希望大橋のあたり
シーケンス 02.Still002

!!!?

なんと昭和42年頃までは、冬季間バスが来ませんでした。

道路の除雪が追いつかなかったため、除雪しなかったそうです。
交通手段は徒歩のみ!
日陰のバス停あたりまではなんとかバスが来ていたそうで、何かあった場合はそこまで雪の中を歩いて行ったそうです。

スクリーンショット 2016-01-23 15.51.08
温泉街の中も、、、
冬想像図
こんな感じ(想像図)

車が通らなければ、除雪する必要がないのですね。


屋根に積もった3m以上の雪をおろせば、道路はもちろん、1階部分も埋まってしまいます。

そこで、

肘折雪穴1 肘折雪穴2

穴を掘って通路にしていました。

衝撃的です。

今でもこの状態ならば、もうワンランク上の秘湯となっていたことでしょう。

 

ですが今は車社会。
時代は変わり、肘折は世界有数の除雪力を手に入れました。

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雪ノコを使った雪おろし

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これが雪ノコ
雪を豆腐のように切り裂きます。

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雪おろしの下ではブルが待っています。

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肘折の朝を告げるブルの勇姿。

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どんな積雪量だろうと、バスは走ります!

もう四月まで運休なんていいません!

 

冬想像図

こんな肘折を想像している方に知ってもらいたい。

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温泉街はこのくらい除雪されています!

大事なのは積雪量より除雪力です!

是非、冬の肘折温泉へお越しくださいませ!

 

 

 

 

 

おさいど

遅ればせながらあけましておめでとうございます。
本年もカネヤマ商店をよろしくお願いいたします。

先日、肘折地区で「おさいど」がありました。
御紫灯がなまって「おさいど」といわれているそうです。

初めてみましたが、サイズがでかい!

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木を丸々一本雪上に突き刺してます。

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頂点に梵天、縁起物などを中に入れ、木材、カヤで囲みます。
カヤは10月ごろにおさいど用に共同作業で刈ったものだそうです。

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午後6時から、秋葉山から松明行列。

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御祈祷後、点火。

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雪の舞う中、大きな炎がとてもきれいでした。

 

昔は、肘折地区だけでも上、中、下部落で3か所もおさいどをしていたそうです。サイズももっとでかかったとか。

木を切ることや、カヤを刈ること、作法、「おさいど」をちゃんと覚えて伝えたいきたいものです。

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